NPO法人 日本医師事務作業補助研究会
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2015年 年頭のご挨拶

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年も皆様にとって素晴らしい年になりますよう、祈念いたします。

 

 さて、本研究会が実施したアンケート調査によると、平成24年11月現在、全国には約2万人の医師事務作業補助者が勤務しており、平成26年の診療報酬改定でも評価が上がったことから、その数は増加傾向にあることが考えられます。その方々が、医師の負担軽減による医療の質向上に寄与する人材となるためには、院内での周知や業務の確立、現場での継続教育を要することは明らかです。

 本研究会は、医師事務作業補助者がその役割を十分に発揮していくためにも、医師事務作業補助者の業務設計や教育方法についてより多くの方と情報交換を行い、地域で医師事務作業補助者のボトムアップができる体制を築き上げていかなくてはならないと考えております。昨年は新たに3つの支部が設立され、全国7か所で支部活動が行われるようになりました。各地で医師事務作業補助者が必要としている勉強会や報告会を開催しています。

 本年は、引き続き医師事務作業補助者の実務能力向上のための活動を行うとともに、医師事務作業補助業務の病院への貢献度を可視化することに力を入れていきたいと考えております。

 皆さまのご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



矢口 智子 (日本医師事務作業補助研究会 理事長)

理事長 矢口 智子

(金沢脳神経外科病院)

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