NPO法人 日本医師事務作業補助研究会
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医師事務作業補助者業務指針試案について

 日本医師事務作業補助研究会では、このほど「医師事務作業補助者業務指針試案」を策定しました。これは、現時点における、医師事務作業補助者の使命や業務に関する基本的な考え方を整理したものです。


 指針試案を策定した背景には、当法人が主催した「日本医師事務作業補助研究会第2回例会(2012年6月30日・東京)」での議論があります。同例会においては、医師事務作業補助者の業務は柔軟に設計されるべきとの意見が出る一方、その領域を整理する必要性が行政関係者等からも指摘されました。


 これを受け、当法人では医師事務作業補助者の勤務環境に関する基礎的データを得るため、2012年12月に全国の医師事務作業補助体制加算の届出をしている2,188病院(2012年11月現在)に調査を依頼し、ご協力頂けた病院の4,588名に調査票を配布しました。現在、3,000件を超える調査票を回収しており、その結果や、これまでの先行研究などを根拠に、今回の指針試案の策定に至りました。


 なお、この「指針試案」は、各病院における「病院長の判断を支援すること」が趣旨であり、各病院に何らかの要請を行うものではありません。医師事務作業補助者の業務はまだ黎明期にあることから、当法人では今後もエビデンスの集積につとめ、定期的に指針試案の見直しを行っていきたいと考えております。


→ 医師事務作業補助者業務指針試案



【参考】日本医師事務作業補助研究会第2回例会記事


MEDIFAX
http://mfd.jiho.jp/servlet/mfd/daily/20120704/index.html


【備考】
 このほど公表した「医師事務作業補助者業務指針試案」は、「日本医師事務作業補助研究会全国大会集録 (ISSN 2187-7939)」の増刊号として作成されました。
 冊子体については2013年6月29日(土)に金沢市で開催される「第3回日本医師事務作業補助研究会全国大会」で配布する予定ですが、これに先立ち、当法人のウェブサイトでは電子媒体での公表を行っています。

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