NPO法人 日本医師事務作業補助研究会
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2016年 年頭のご挨拶

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年も皆様にとって素晴らしい年になりますよう、祈念いたします。


 さて、当研究会は2011年6月の設立以来、医師事務作業補助者の実務能力向上、業務環境の改善、業務領域の開発及び普及を図ることによって、医療の質向上へ貢献できるよう活動を行ってまいりました。

 現在、全国に石川、宮崎、大阪、広島、北海道、愛知・岐阜、東京の7つの支部組織があり、各地域でボトムアップを図るための勉強会や情報交換会が盛んに行われています。また、年1回開催している全国大会では、応募演題数が年々増え発表内容も高度化し、よい研鑽の場になっているのではないかと思います。

 勤務医の負担軽減策の一環としてうまれた職種でありますが、今では勤務医のみならず、他専門職種の負担も軽減されているという研究発表も多く聞かれるようになりました。また、活躍の場も、外来から病棟、さらに地域へと広がりつつあります。まさに、チーム医療の一員として、なくてはならない存在になりつつあるといえます。

 よって、2016年は、職種確立に向けた職能団体化を図るための取り組みに力を入れ、より医師事務作業補助者の役割を明確化するとともに、医師事務作業補助者の質を担保するための教育体制の構築に向けた活動を推進していく所存です。

 今年も研究会活動へのご参加、ご支援を、何卒よろしくお願いいたします。



矢口 智子 (日本医師事務作業補助研究会 理事長)

2016年1月

理事長 矢口 智子

(金沢脳神経外科病院)

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