2019年9月29日、「NPO法人 日本医師事務作業補助研究会 第8回 広島地方会」を広島県医師会館にて開催しました。
第一部は土谷総合病院 放射線科 放射線技師 舛田 隆則先生にX-P、CT、MRI等の検査について御講演を頂きました。
御講演頂いたスライドには沢山の症例画像を載せて下さり、絞扼性イレウスの画像所見として『Beak sign』と呼ばれるものがあり、この所見を見つけた際は緊急OPEの可能性もある為、多職種で連携を取り合い患者様一番に動いて欲しいと述べられました。
また、今回より質疑応答の時間をバズ・セッションの時間を設け少人数のグループに分かれ、自由に討議して頂きグループ内で出てきた感想や疑問を司会者から舛田先生へ質問させて頂きました。
「画像の右や左がわかりません」、「造影剤のアレルギー症状にはどのようなものがあるのですか?」等、沢山の質問があり、舛田先生から丁寧に細かく説明していただきました。
舛田先生から最後に「放射線技師は患者様を一番に考え、常に画像の“最適化”を行っている。医師事務作業補助者の皆さんにも『何が良いか』を考え仕事の“最適化”を行っていってほしい」と温かいお言葉を頂き第一部は終了致しました。
第二部は「コミュニケーション」をテーマにグループワークを行いました。
企業の新人研修等で使われているマシュマロ・チャレンジというゲームを通し、より良い人間関係を築くためのコミュニケーションの取り方について参加者の皆様と考えて頂きました。
ゲームを取り入れる事は広島地方会として初めての試みでしたが、当初「グループワークは苦手です・・・」「緊張しています」と言われていた参加者の方々がチームや会場のみんなと意見することにより、ゲーム終了時には「私はみなさんのことを尊敬します」、「最高の受け手になりたい、ベストキャッチャー賞になりたい」と素敵な言葉であふれていました。
今後も、広島地方会では参加者の皆様に『楽しかった、参加して良かった』と言って頂けるように取り組んでいきたいと思います。
広島県支部世話人