NPO法人 日本医師事務作業補助研究会
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(道北地区)第2回 実務者のための医師事務作業補助<道内地区>研修会

日時:2018/10/6(土)14:00~17:00  場所:医療法人仁友会 北彩都病院  
参加者:34名


道北の玄関口JR旭川駅

道北の玄関口JR旭川駅。秋晴れの中、降り立つとガラス張りで素敵な構内と広々とした駅前。そのすぐ隣という好立地の北彩都病院の会場をお借りし、10月6日(土)道北地区会を開催いたしました。

会場は、仕切りのない広々としたワンフロアで、明るい雰囲気の会場で、開始前からテンションアップです! 医療法人仁友会本部長の平間様より開会挨拶では、医師事務のこれからの必要性について応援エールをいただき、気持ちも新たに引き締まりました。


1.事例紹介

(道北地区)第2回 実務者のための医師事務作業補助<道内地区>研修会の様子

事例紹介では自院での取り組みをお二人にご発表いただきました。

事例紹介1 
「北彩都病院の医師事務作業補助業務の取り組み」

北彩都病院 ドクターズクラーク 田村梨絵

事例紹介2 
「医師事務作業補助者導入前と後」

北海道大野記念病院 メディカルクラーク課 坂部美里

医師アンケートの要望優先度を見ながらの業務拡大に、医師との信頼関係も構築されている様子や、「診断書記載スキルのため医師から赤ペン修正の下書きをファイリングした」、「新人の看護研修に参加」等の事例に大変参考になりましたとの意見が多く寄せられました。他院での実際の取り組みは何度聞いても参考になりますね。


2.医学講演

野村先生「糖尿病診療について」。

北彩都病院 診療部 糖尿病内科 診療部長  
野村 雅宏 先生

1型と2型の違いや眼科、歯科との関わり、治療薬など医師事務が押さえておきたい基礎知識からポイントまで分かりやすく講演いただき、そうだったのか!と改めて知るトリビアや、ときにはユーモアを交えたやさしい語り口に会場は楽しく真剣に聴き入りました。


3.グループディスカッション「他院の取組みを知ろう!」

グループディスカッションの様子

事例発表と医学講演で、学ぶモードと暖まった雰囲気の中、グループディスカッションがスタート。書類やマニュアル、業務の流れ・連携などの色々なカテゴリーがある中、最初は控えめだった声のトーンも徐々に熱くなり、語り合った約40分間はあっという間に終了。

訊きたいことが聴ける、悩みを聴いてもらえる、他院の話が自院の解決策のヒントになった。モチベーションが上がった。今後の導入の参考になった等、多くの意見をいただきました。悩みを共有できること、共有する相手が増えることでお互いの励みに、広くは医師事務の励みになっていってほしいですね。


4.閉会のご挨拶

閉会の挨拶

渋谷支部長の挨拶の中で、「teamwoak makes the dreamwoak」 というフレーズが印象的でした。チーム医療が当たり前の医療業界。チームワークが夢を叶えてくれる。そんな仕事がしたいですね。各自が持ち帰り、自院の発展や取り組みに役立ててほしいと願います。


5.アウトライン

アウトライン

次回地区会のご案内とともに来年の福岡全国大会でも互いに成長しあってまた再会できることを楽しみにしております。参加者が増えてたくさんのものを持ち帰り北海道がもっともっと元気になりますように。




6.最後に

医療情報課情報システム課長

最後に地区会開催にあたり会場をご提供くださいました北彩都病院様はじめ、医療情報課情報システム課長の三島様、大変お世話になりました。また、ご講演くださいました野村先生、ご発表いただいた 田村様、お忙しい中ありがとうございました。参加者のみなさま、三連休の初日でしたが、ありがとうございました。



7.まとめ

北彩都病院

地区会の良いところは近郊の医療機関が集結するため、参加者がお互い身近に感じられ取り入れやすいことだと感じました。これを機に更に、交流が深まることで医師事務がますます進化していけるのではないかと期待したいです。




記載者:北海道支部世話人 原間井 里衣




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