NPO法人 日本医師事務作業補助研究会
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第1回加賀地区会 | 日本医師事務作業補助研究会

 平成24年10月10日(水)、能美市立病院にて「医師事務作業補助者の実践力向上をめざして」をテーマに石川県支部加賀地区会が開催されました。医師や配置管理者の方も含め49名のご参加をいただきました。


 会の冒頭で、能美市立病院 前澤病院長から「医師の指示のもとに業務を行うという職種ではあるが、医師に言われたことだけをするのではなく医師がしてほしいことをしてくれるような医師事務作業補助者になってくれることを期待する」というお言葉をいただきました。


 次に所属長(整形外科医長)の角口先生より、病院紹介と「当院における医師事務作業補助者の役割」のご講演がありました。医療をとりまく環境の変化から医師の業務が明らかに増大していることを挙げられ、医師事務作業補助者の理想像をお話しされました。特別講義では、水野副院長より「腸炎」に関する医学講義を受け、感染症腸炎、アメーバ赤痢、虚血性大腸炎、膠原線維性大腸炎などの学習をしました。


 その後、日本医師事務作業補助研究会の矢口理事長による第2回全国例会の報告、石川県支部の越後支部長より第1回石川地方会の報告があり、活動の経過や反省点を活かした今後の展望などが示されました。


医師事務作業補助者 加賀地区会

 最後に会の開催前に実施したアンケート調査のまとめと意見交換が行われました。アンケート結果をもとに、主に医師事務作業補助者の教育研修のことについて意見が交わされました。「医師が医学教育研修のカリキュラムを組んでいる」、「外来看護師による勉強会が行われている」など、医師事務作業補助者のための研修はそれぞれの病院で様々な工夫がなされていることがわかりました。その他、主治医意見書の作成方法についての情報交換なども行われました。


 最後に、山本管理部長より医師事務作業補助者は国家資格ではないが業務の確立に努め必要な職種になっていって欲しいと激励をいただき、会の終了となりました。



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