NPO法人 日本医師事務作業補助研究会
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第2回加賀地区会 活動報告 | 石川県支部

 平成25年10月23日(水)、公立松任石川中央病院にて第2回加賀地区会が開催され63名が参加されました。今回のテーマは、「医師が患者に向いて診療できる体制作り-医師事務作業補助者はどう医師を支援するか-」でした。開会の挨拶では、卜部健病院長(公立松任石川中央病院)より、「医師事務作業補助者は、メディカル≪アシスタント≫からメディカル≪パートナー≫と呼べるものになりつつあり、チーム医療の一員としての活躍を期待しています」と述べられました。


 まず、川畠麻衣さん(公立松任石川中央病院 診療支援室)より、今回の地区会に向けた事前アンケート調査の結果報告がありました。昨年のアンケート調査との比較データになっており、医師事務作業補助者の推移について興味深いデータがでておりました。


 特別講演では、竹田利弥外科部長より「悪性新生物について」のご講義がありました。腫瘍の定義から始まり、診断方法、臨床分類、治療方法、病理分類の読み方等のわかりやすい内容で大変勉強になりました。


 その後、①文書作成支援②外来業務③学会データ登録 の3つの議題に分かれてのグループワークを行いました。グループには、メンター医師の勝木院長(やわたメディカルセンター)、佐久間院長(芳珠記念病院)、多賀副院長(芳珠記念病院)、高田内科医長(小松市民病院)、竹田外科部長(公立松任石川中央病院)にも加わっていただきご指導をいただきながらのディスカッションとなりました。①文書作成支援では、「書類の催促に関すること」や「主治医意見書の作成に時間がかかってしまうこと」、「本当に先生方が目を通してくれているのか不安」といった課題があがりました。②外来業務では、「看護師との業務分担」や「代行入力の承認方法」についての議題があがりました。③学会データ登録では、診療情報管理士との業務の分け方をどうしているかという議題があがりました。それぞれについて、各病院での状況や改善策などを意見交換しました。

第2回加賀地区会グループワーク① 第2回加賀地区会グループワーク②

 最後に、研究会事務局と石川県支部からの関連報告のあと、竹田外科部長より閉会の挨拶があり、「今日話し合ったことを、病院に戻って少しでも生かすことができるよう頑張ってみてください」との応援の言葉で締めくくられました。



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