NPO法人 日本医師事務作業補助研究会
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第3回沖縄地方会 活動報告
「学ぼう知識・知りたい他院の取り組み」

 開催日時:平成30年10月27日(土)14:00~17:00

 会  場:沖縄県立南部医療センター・こども 講堂



 平成30年10月27日(土)沖縄県立南部医療センター・こども医療センターにて第3回沖縄地方会を開催いたしました。

 前回開催予定日は台風で中止となったため約6カ月ぶりの開催でした。沖縄本島全域・離島、また、県外の実務者や医師、配置管理者にご参加いただき、会員24名、非会員80名、合計104名の参加となりました。


【実例報告】


 ・中頭病院(照喜名 正憲さん)

 ・沖縄県立南部医療センター・こども医療センター(前田和美さん)

 ・牧港中央病院(根間 舞子さん)

 ・沖縄県立南部医療センター・こども医療センター(大城桜さん)


 上記医療機関の実務者より、日々の業務の中で行っている実例を発表して頂きました。

 中頭病院の照喜名さんは、心臓血管外科という専門知識が高い現場において、手術中に医師事務が介入することで手術件数が増加につながった事を報告して頂きました。

 南部医療センターの前田さんは、小児科の幅広い文書を、年間を通して管理し作成すことが必要であることを数字などで表しお話しして頂きました。

 牧港中央病院の根間さんは、県内で初めて導入した遠隔モニタリングシステムの介入において、チームで連携を取り、医師の負担軽減に努めていることを発表して頂きました。

 南部医療センターの大城さんからは、DPATの一員として熊本地震の際に現地に派遣され、日々の業務が災害時に活かせた事を報告してもらいました。

 このように、地方会で発表の機会を作ることで、全国大会へ参加できない方も、他院の業務を知ることができ、日々に活かせるのではないかと感じました。



【特別講演】 『身体障害者診断書の記載について』


 沖縄県更生相談所の身体障害者手帳を担当している実務職員より、診断書の記載においての傷病毎の注意点や実例報告、内容などを細かく講演して頂きました。

 参加者からの沢山の質問にも丁寧に答えていただき、今後とも個々の問い合わせに対してご対応頂けるの事でした。実務者にとってはとても心強く、知識を得る貴重な勉強会となりました。


 最後に、今回は県外、離島を含む27施設からご参加いただきました。会終了後も講師への質問や実務者同志の業務に関することなどの情報交換なども行われ、業務に対する熱意や関心が伺えました。

 地方会にご参加頂きました皆様、実務症例を報告して頂いた皆様、開催に際しご協力頂きました皆様方に、心より御礼申し上げます。

 これからも、県内実務者が互いに相談し合い、業務に活かせるような実りのある地方会を開催して行きたいと思います。




沖縄県支部 副支部長

備瀬 澄子(那覇市立病院)

大城 桜(沖縄県立南部医療センター)




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