平成27年5月16日(土)
於:大阪府済生会吹田病院 東館センターホール
平成27年5月16日(土)大阪府済生会吹田病院 東館センターホールにて、第2回大阪地方会を開催しました。午前中は雨模様でしたが、参加者の皆様にお集まりいただく時間には晴れ間も広がり、会員40名、非会員46名の合計86名の方にご参加いただくことが出来ました。
始めに、大阪府支部顧問で大阪府済生会吹田病院院長である黒川正夫先生より開会のご挨拶をいただきました。このような会を通じて多くを学び、お互いに交流しながら切磋琢磨して欲しい。そして積極的に医師事務作業補助業務を発展させ、ここに医師事務作業補助者あり!!となっていただきたいと、力強くうれしいお言葉をいただきました。
続いて、「臨床検査の今日この頃」と題して、前 大阪府済生会吹田病院 検査科 技師長の井上伸先生よりご講演いただきました。日頃、医師事務作業補助者として業務を行う上で必要なことなど、明日からでもすぐに役に立つ内容で、実務者にとっては大変勉強になるお話でした。参加された方からは、今回参加したことで微生物についての知識が深まったとの声をいただきました。
15分の休憩をはさみ、後半はグループディスカッションを行いました。13のグループ(1グループ6~8名)に分かれ、「日頃の疑問 一緒に考えましょう!!」と皆様にディスカッションをお願いしました。井上伸先生にはディスカッション中も会場からの質問にお答えいただくことができ、参加者の方の日頃の疑問解消につながったのではないかと思います。今回のディスカッションでは特にテーマを指定いたしませんでした。久しぶりの大阪地方会でもあり、まず参加者同士の距離が縮まることを目的としたためです。大阪は医療機関の数も多く、医師事務作業補助業務に従事する人数も多いですが、都会独特の「隣は何をする人ぞ」的なところもあり、お互いを知りません。知る機会がないということが大いにあるかと思います。今回の地方会では、まず「知り合いになっていただくこと」を目的のひとつとしましたので、西川支部長からは「多くの方と連絡先を交換してください。」と声かけがありました。その甲斐あってか、ディスカッションに花が咲き、終了時刻のアナウンスがされても、すぐには終わりませんでした。アンケートにも「ディスカッションで他病院のことが聞けて良かった。」とか「あっという間に時間が過ぎたので、もう少し時間が欲しい。」というようなご意見を多くいただきました。
今回の大阪地方会では、受付横のスペースに、インターネット端末を設置し、研究会としては試験的に会場での「個人会員登録受付」も行いました。会員登録していただきますと、ホームページの会員専用ページの閲覧が可能になるだけでなく、当日の地方会参加費も「会員料金」での参加が可能となるメリットがあることを非会員の方々に案内しました。大阪府支部ではインターネットの環境整備が可能な会場では、今後も地方会開催と同時に入会受付を行いたいと考えております。(会場の都合上、現在のところ他の地方会では行っておりませんのでご了承ください。)
大阪府支部では、気軽に参加でき、参加いただいた方同志が交流しやすい場の提供を心がけ、そして皆様から頂きましたご意見をしっかりと受け止め、医師事務作業補助者の進(深)化につながる活動を目指していきたいと考えております。
今後もご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、今回の地方会にご参加いただきました皆様、準備段階からご協力いただきました全ての皆様方に、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
NPO法人 日本医師事務作業補助研究会
大阪府支部 副支部長 事務局
府中病院 堀田 恵