平素はNPO 法人日本医師事務作業補助研究会の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
これまで、およそ2000名にご参加いただきました全国大会は今年で第6回を迎え、第5回大会の宮崎から一気に北上し、本年9月24日(土)、北海道札幌市にて開催させていただく運びとなりました。現在、医師事務作業補助に関する最新の話題とディスカッションの場を提供できるよう、実行委員を中心に鋭意準備に取り組んでいます。
大会のテーマは、「つながろう 〜チーム医療の架け橋になるために〜」といたしました。平成20年度の診療報酬改定における医師事務作業補助体制加算の新設により、多くの医療機関にて配置が進み、加算届出施設数は現在病院全体の約80%にまで及んでいますが、その役割や業務内容は、各施設多様なものとなっています。チーム医療の推進・向上を図る上で、医師事務作業補助者の役割は今後極めて重要になると考えられ、医師と他職種、また患者様と診療現場をつなぐ架け橋としての医師事務作業補助者の役割について検討し、知見を深めていただける機会となれば幸いです。
9月は、北海道の秋の味覚あふれる、大変よい時期となります。大会テーマである「架け橋」のごとく、本研究会および全国大会が、全国の医師事務作業補助者同士や、協働するあらゆる職種との「架け橋」になれることを願い、是非たくさんの方のご参加と、日頃の業務の成果をまとめられたご発表を、研究会一同心よりお待ち申し上げます。
なお、近年の外国人観光客の増加により、週末の宿泊に大変な混雑が見受けられます。手配に関しまして、お早めにご準備いただけますよう、重ねまして宜しくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、みなさまの益々のご発展を祈念申し上げます。
平成28年1月吉日
NPO法人 日本医師事務作業補助研究会 第6回全国大会
大会長 南木 由美
(手稲渓仁会病院 経営管理部医療秘書課 課長代理)